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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年03月30日

手術による多汗症の治療

多汗症の治療には手術による方法もあります。自宅でいろいろと工夫して治療してみてもなかなか改善しないという人は手術という治療方法を検討してみても良いかもしれません。手術の手段は幾つかありますが、多汗症の手術として多くの人が受けているのが、ボトックスの注射です。ボトックスはボツリヌス菌の毒素から作る薬品で、神経伝達物質の働きを弱めることにより、エクリン汗腺からの発汗を抑制します。多汗症の手術の中でも手軽にできるのがボトックス注所の特徴で、治療痕もほとんど残りません。治療時間も短く術後の痛みもほとんどありません。ただし、ボトックス注射による効果は永続性がなく、数カ月~1年で切れてしまいますし、効果の程度は人によります。多汗症が完治する治療ではありませんので、一時的に結婚式などで汗を抑えたい場合や気軽に治療をうけたいという人にはおすすめの治療方法です。多汗症の手術で、とくに手のひらの多汗症治療としてよく行われているのが、交感神経切除手術です。胸部交感神経を切除するために、全身麻酔をかけて脇からスコープを挿入する形になります。手のひらの多汗症症状をなくす効果が、この手術にはあるといいます。ただし、手のひらの発汗はなくなる代わりに、背中や腹など手のひら以外の部分の発汗量が増える代償性多汗症になることがあります。主治医よく相談してから、交感神経切除手術は受けるようにしましょう。この他にも、多汗症の手術には幾つかの方法がありますが、いずれの場合も手術の必要性を十分に検討してから決断することです。  


Posted by kanakorin at 19:11Comments(0)日記